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久留米で「焼きとり日本一フェスタ」 100年フード認定の食文化楽しむ

焼きとりを題材にした「久留米にわか」を披露した日吉小学校の5年生

焼きとりを題材にした「久留米にわか」を披露した日吉小学校の5年生

 久留米独自の食文化「久留米焼きとり」を伝える「第24回久留米焼きとり日本一フェスタ」が9月12日・13日、東町公園(久留米市東町)で開かれた。一般社団法人「久留米焼きとり文化振興会」が主催し、焼き鳥店12店が出店した。

「子ども焼きとりフェスタ」で焼きとりを焼く子どもと、応援に駆け付けた福島八幡宮(八女市)の公式キャラクター「シロちゃん」

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 「久留米焼きとり」の特徴は食材の幅広さにある。鶏肉だけでなく、牛肉や豚肉、魚介、野菜、ベーコンなどを使った巻物串料理も「焼きとり」と呼ぶ。同会会長の永松雄一郎さんは、全国の焼き鳥を食べ歩き、「久留米の焼き鳥の質の高さに自信を持つ」という。

 多彩な串料理とともに地域に根付いているのが、世代を問わず家族で焼き鳥店を訪れる習慣。永松さんは「久留米の焼き鳥店はファミリーレストランのような場所で居酒屋ではない。運動会の打ち上げに子ども連れで行くのも普通で、老若男女、おじいちゃん・おばあちゃんも孫と一緒に焼き鳥店に行く」と話す。東京からの来客を案内すると、家族で焼き鳥店を訪れる光景に驚かれるという。

 永松さんの本業は税理士。同会の前身となる地域おこし団体の時代から、焼き鳥ファンとして活動に携わり、2014(平成26)年に会長に就任した。食べる側の視点から、「久留米焼きとり」の魅力を伝えてきた。

 「久留米焼きとり」は2025年3月、文化庁の「未来の100年フード部門~目指せ、100年!~」に認定された。地域で受け継がれてきた食文化を、今後も継承していくことを目指す。

 会場では、小学生が自分で焼き鳥を焼く「子ども焼きとりフェスタ」を無料で行った。永松さんは、20年後の焼き鳥ファンを育てるための企画と位置付ける。食べるだけでなく、焼く体験を通して、子どもたちに「久留米焼きとり」に親しんでもらう機会を設けた。

 12日のステージでは、日吉小学校の5年生が焼き鳥を題材にした「久留米にわか」を披露した。久留米弁を使ったコントで、地元の食文化を表現。同校では毎年5年生が取り組んできたが、来年からは4年生が担当するという。